冬季の滞在

ピンと張りつめた冷たく澄んだ空気、幻想的なダイヤモンドダスト、くっきりと稜線まで見える浅間山、雪に反射する月明かりなど、冬の軽井沢には魅力がいっぱいです。最初は避暑用だった別荘がいつの間にか通年用にという方も多くいらっしゃいます。四季折々の景色を楽しめる軽井沢で一年を通して別荘を利用されてみてはいかがでしょうか。

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冬の気候

軽井沢は11月下旬頃になると朝晩は氷点下になる日が出てきます。12月~2月にかけては日中でも氷点下となり、朝晩は-10℃を下回ることもしばしば。そんな日こそ早起きをすると、幻想的な景色が眺められるかもしれません。また、軽井沢の積雪は例年では30cm前後で、湿り気の少ない雪質なので雪かきも比較的しやすく、屋根の雪下ろしなども必要ありません。ただし、気温が低いために積雪は氷となり、路面が凍結しますので注意が必要です。

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建物の対策

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そんな寒い冬を快適に過ごすには、建物の断熱性能を高めることがポイント。中古別荘の中には、夏の利用のみを考えて建てられた別荘もあります。購入の際には断熱材の有無やサッシ性能、設置されている暖房機器等を確認し、冬の利用頻度に応じて必要があればリフォームをして断熱性能を高めましょう。

水道の対策

寒冷地である軽井沢では、冬季は水道の凍結防止策が必要です。建物内の水道管に残った水が凍結して給排水設備を破損しますので、冬季に滞在しない場合には11月中には水抜き(閉栓)をすることが通例です。
一方、冬季に滞在する場合には、滞在中に水が凍結しないような手立てを取ります。具体的には、建物内の水道管を伝熱で温める凍結防止帯を巻いたり、室内を一定の温度で保つ暖房器具を設置したりします。冬季のご利用頻度等によって、お薦めする凍結防止策が異なりますので、別荘をお探しになる段階で冬季のご利用イメージもお聞かせ頂ければと思います。